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統計によればタイの世帯月収平均は1.9万バーツだそうです。
思ったよりも多いな、と思ったあなた、私も最初同じ感想でした。 実は2000年の統計から比べると53.6%も増えているのだそうです。 しかもバンコクに限って言えば世帯月収平均は3.5万バーツ。 支出の割合は ・飲食33% ・住居・家庭用品20.1% ・乗り物・交通18.2% ・個人用品・衣料5.6% ・通信3.4% ・娯楽・催事2.5% ・教育2.1% だそうです。 ウォシュレットが入るとすれば・・・「住居・家庭用品」ですね。 「住居・家庭用品」が20%なので、約7000バーツが可処分な所得になるはずです。 それだけあれば十分ウォシュレットを購入できるのでは?などと思ってはいけません。 この中には家賃や家のローンの支払いも含まれているはずです。 家賃やローンは幾らくらいなんでしょう。 バンコクで3000バーツってことはないだろうな。 4000バーツ・・・くらい、かな? それにそのほかの家庭用品を引いて・・・、と、なかなか厳しい状態ですね。 そしてここに別の統計もあります。 タイは格差社会だと言われていますが、国内の所得格差をあらわす指標のことを「ジニ係数」というそうです。 ・世界各国のジニ係数 理系的な細かい解説は苦手ですが、要するに1に近いほど小数の人間が富を独占していることになります。 上記サイトの123カ国中、1位はナミビアでジニ係数70.7%、日本は下から2番目で24.9%です。 で、タイはというと・・・ ・ジニ係数43.2% 所得の占有率33.8% だそうです。 33.8%ってのは所得上位10%の層の所得に占める割合だそうです。 つまり10%の人間が所得の33.8%を占めているってわけですね。 細かい計算は苦手なので誰か他の人にやって欲しいのですが・・・、逆に言えば残り90%の人間で所得の66.2%を仲良く(?)分け合っているはずです。 で、先ほどのバンコクの世帯月収平均を残り90%の人間について考えてみると ・3.5万バーツ ↓ ・2.3万バーツ! そしてタイ全体の世帯月収平均で言えば ・1.9万バーツ ↓ ・1.25万バーツ!! ・・まあ金持ちは基本的にバンコクにいるはずだし、こんな計算が成り立つとは思いませんが、あくまでも感覚的に格差社会だしな、と思っているより強引にでも具体的な数字にしてしまったほうが、なんとなく理解がしやすい、ので数字化してみました。 たったこれだけの月収にも関わらず、街を歩くと高額(1万バーツ以上もする)な携帯を持っている若者をよく見かけます。 そしてバンコクは相変わらずの大渋滞。 彼らは少ない月収にもかかわらず、相当無理をしてでも ・高額な携帯 ・人気のある車 を買い求めます。 なぜならそれこそがタイ人にとってのステータスだからです。 ステータスということは、友達や同僚や彼女に自慢できる、ということです。 逆に言えばステータスにならないものにそれほどのお金をかける余裕が彼らにあるでしょうか? いや、ない、と私は断言できます。 タイ人がウォシュレットを買って、彼女や友達に自慢できるツールとしての役割を果たせるとは思えません。 女性の関心を引きたい男性が 「うちのトイレすごいんだけど見に来ない?」 「え!?見たい!」 と妄想するとは思えません。 こうして具体的に検証してみて、私は ・一般タイ人(90%のタイ人)にウォシュレットは売れない との結論に至ったのでした。 PR |
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