すごいぞGoogle Adwords

ブログを書いている方ならGoogle Adsenseをご存知だと思います。
自分のブログにペタっと貼ると、サイトのページの内容を解析して、その内容に興味のありそうな広告を自動的に表示してくれる”アレ”です。
誰かがクリックしてくれると、ちょこっと小遣い稼ぎになってまたブログを続ける意欲が沸いてくるというブロガーの強い味方です。

Google Adwordsはその反対で、何かを宣伝したい人が広告を出す為のツールです。
Google Adsenseには審査がありますが、Google Adwordsには審査がありません。
誰でも、アカウントが取れて、クレジット情報を登録するだけで簡単に使うことができます。

で、このGoogle Adwordsは使いこなしてくるとすごいツールであることに気づきます。
何がすごいのか一言で言えば「宣伝したい相手を限りなく絞り込んでくれる」ツールだからです。

例えば、

　・タイに住んでる日本人

を相手に宣伝したいとします。

条件は２つ

　・タイに住んでいる
　・日本人

です。
まず「タイに住んでいる」というのは、ＩＰアドレスから判断します（恐らく）。
例えばLivedoorニュースを見ている人がいるとします。
この人が使っているIPアドレスの発信元がタイであれば、その人は「タイに住んでいる」ことがわかります。

また「日本人」というのは、簡単です。
その広告を表示したいサイトが「日本語ページ」であれば、当然日本人が読んでいるはずです。

つまり

　・ＩＰアドレスの発信元がタイにあること
　・日本語で作られたＷｅｂサイトを見ている人であること

これでＯＫです。
そして、１日の広告費用と、クリック単価を決めます。
例えば

　・１日１００円まで
　・１クリック辺り２円まで

といった感じです。

これだけで十分便利なのですが、Googleの意識はもっと高いところにあるようです。
「国単位じゃなくて、その下の地域単位で絞り込みたい」
という要望にも果敢に答えようとします。

例えば「中国に住んでる日本人」ではなく
「上海に住んでる日本人」
と絞込みができるようです。
このエリア単位の絞込みは正直どうやってるのかわかりません。
ＩＰアドレスだけで、ここまで絞り込めるものなんでしょうか？

ただ、残念なことにすべての国でエリア別の絞込みができるわけでもないようです。
アメリカや中国では
「カリフォルニア」、「広州」等のレベルまで絞り込める様ですが、タイでは今のところ「タイ」の下のエリアで絞込みができません。残念！